債務整理の方法は、@自己破産、A民事再生、B任意整理、C特定調停があることをご説明しましたが、ではどの方法がご自身には一番合っているのでしょうか?
どの債務整理を選択するかのポイントは下記のような点になります。
もっとも重要なのは@です。
たとえば、自己破産や民事再生は裁判所の破産の開始決定、免責許可や認可決定が必要になってきます。そのため、ご自身が「自己破産をしたい」、「民事再生をしたい」とご希望をされても裁判所からの決定や許可がなければ、自己破産や民事再生の申立てはできますが、債務の免除、減額はされません。
そのため、まずは、その債務整理が可能かどうかを検討する必要があります。自己破産の場合は、支払い不能状態であるか?、民事再生、任意整理、特定調停の場合は、今後の支払いがかのうであるか?といった点が最も重要になります。
また、他のポイントも債務整理を依頼するかどうかなどで異なりますが、大きなポイントになるかと思います。
債務整理の手続きを代行できるのは弁護士と司法書士になりますが、費用は一般的に司法書士の方が安いことが多いかと思います。
ただ、司法書士よりも安い弁護士ももちろんいるかと思いますので、費用についてはネットなどで確認し、事前に比較しておくとよいかと思います。